フェニックス・ワイン・クラブを拠点としたブルゴーニュ観光について

DSC_0335コート・ドールはワイン愛好家の間では紛れも無く最も知られている地域と言えるでしょう。ブルゴーニュのシャンゼリゼ通りと呼ばれるくらい高名なグラン・クリュ街道はディジョンとサントネイを結ぶ延べ60km、38の村々に渡ります。またこの街道にはジュヴレイ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ポマール、ヴォルネイ、ムルソーなど、ブルゴーニュにある33つのグランクリュのうち32のグランクリュの区画を要しています。

またブルゴーニュにはワイン以外での魅力的な観光地を沢山要しています。例えば、緑豊かなAuxois(オーソワ)にはスミュール・アン・ノーソワ(Semur en Auxois)の街を取り囲む砦、オータン(Autun)とオセール(Auxerre)の旧市街地に燦然と輝く大聖堂、ベネディクト会修道院で世界的に有名なクリュニー(Cluny)、9世紀からの歴史を伝えるサン・フィリベール修道院があるトゥールニュ(Tournus)、日本人が修復に関わったフレスコ画があるサン・ヴァンソン大聖堂のシャロン・シュル・ソーヌ(Chalon sur Saône)、ルネッサンス様式のアンシー・ル・フラン城(Château d’Ancy le Franc)とタンレイ城(Château de Tanlay)、素晴らしいロマネスク建築のフォントネイ修道院(L’abbaye de Fontenay)やロマネスク彫刻の傑作を見る事ができるヴェズレー(Vézelay)にあるサント・マドレーヌ大聖堂(Basilique Sainte Madelaine)…、そしてもちろんブルゴーニュ公国の首都として栄えたディジョン(Dijon)はその当時の栄華の面影を残した素晴らしい芸術と建築の数々を見る事ができます。

このコート・ドールの南に位置するフェニックス・ワイン・クラブの拠点であるシャトー・ドゥ・サン・ジェルマンはかの有名な治療院(Hospices)のあるボーヌ(Beaune)にも程近い場所にあり、グラン・クリュ街道はもとより、その他のブルゴーニュワインの産地、マコン地区(Mâconnais)やコート・シャロネーズ(Côte Chalonnaise)にもアクセスしやすく、パリ方面へ向かって2時間弱で33つめのグラン・クリュの産地であるシャブリにもアクセスが可能です。この素晴らしい立地を利用してフェニックス・ワイン・クラブはフランス及びブルゴーニュの歴史と文化の探訪とグルメの旅のお手伝いをさせていただいております。