ワイン愛好家の間では、「コート・ドール」と言えば知らない人はありません。ブルゴーニュのシャンゼリゼ通りと呼ばれるくらい高名なグラン・クリュ（最高級格付けワイン）の畑が続く街道は、ディジョンとサントネイを結ぶ延べ60km、38の村々を通って続きます。この街道にはジュヴレイ・シャンベルタン、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ポマール、ヴォルネイ、ムルソーなど、ブルゴーニュ地方にある33つのグランクリュのうち32のグランクリュの区画があります。
またブルゴーニュには、ワイン以外にも魅力的な観光地が沢山あります。例えば、緑豊かなオーソワにはスミュール・アン・ノーソワの街を取り囲む砦があり、オータンとオセールの旧市街地には燦然と輝く大聖堂があります。世界的に有名な、ベネディクト会修道院のあるクリュニー・・・・・・、9世紀からの歴史を伝えるサン・フィリベール修道院があるトゥールニュ・・・・・・日本人が修復に関わったフレスコ画のあるサン・ヴァンサン大聖堂のシャロン・シュル・ソーヌ・・・・・・ルネッサンス様式のアンシー・ル・フラン城とタンレイ城・・・・・・素晴らしいロマネスク建築のフォントネイ修道院やロマネスク彫刻の傑作を見る事ができるヴェズレーのサント・マドレーヌ大聖堂・・・・・・そしてもちろんブルゴーニュ公国の首都として栄えたディジョンでは、その当時の栄華の面影を残した素晴らしい芸術と建築の数々を見る事ができます。
フェニックス・ワイン・クラブの拠点であるシャトー・ドゥ・サン・ジェルマンは、このコート・ドールの南に位置し、かの有名な施療院のあるボーヌにも近い場所にあります。、グラン・クリュ街道はもとより、その他のブルゴーニュワインの産地であるマコン地区やコート・シャロネーズにもアクセスしやすく、パリ方面へ向かって車で2時間ほど走れば、ブルゴーニュ地方の３３番目のグラン・クリュの産地であるシャブリに着きます。
もともとボーヌのワイン商人の狩猟のための館として建てられたシャトーは、水と緑の豊かな土地にあり、フェニックス・ワイン・クラブは、恵まれた立地を生かして、フランス及びブルゴーニュの歴史と文化の探訪とグルメの旅のお手伝いをさせていただいております。